PEDIATRIC
DENTISTRY小児歯科
女性歯科医師が見守る こどもの歯
小児歯科相談・治療
当院では、女性歯科医によるお母さんの小児歯科相談を承っています。妊娠、出産、子育てのステージで、こどもの歯は、乳歯から永久歯へ生え変わり、顎の発達も著しく成長していきます。ドクターとお母さんと二人三脚でこどもの歯を守っていくために、女性歯科医師が親身になって小児歯科相談を行います。
生え揃いの時期を押さえる
成長の節目で捉えるこどもの歯
こどもの歯は、生まれて6~9か月頃から乳歯が生え始め、3歳頃までに20本の乳歯が生え揃います。6歳くらいから永久歯へと生え変わるからといって、乳歯をむし歯にしてはいけません。成長の節目ごとに大人がこどもの歯を守れるように定期健診でしっかり予防に取り組みましょう。
乳歯と永久歯の構造
- 乳歯
- 永久歯
二人三脚で守る大切な口腔管理
むし歯ゼロを目指す、
こどもの予防歯科
こどもの歯を守るために大切なのは予防です。お子様の口腔管理を二人三脚で行い、フッ素塗布やシーラントなど、口腔内のむし歯菌の活動を抑え、むし歯にならないように予防処置や予防習慣を整えることが大切です。
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🫧
歯磨き習慣
食べた後すぐの歯磨きを定着させて、むし歯予防に努めます。
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食生活の制限
間食を5~6回/日(3食事を含む)に制限し、糖分を控えるように行います。
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むし歯予防
歯の再石灰化を促進するフッ素塗布を行いむし歯の活動を抑えます。
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口腔衛生
歯間ブラシで歯の汚れを取り、常に綺麗な口腔状態を保ちます。
小児歯科診療
こどもの口腔内を把握する
小さなお子様が無理のない歯科診療を行えるように、状況を見ながら、少しずつ範囲を定めて治療やトレーニングを行っています。
- 生活習慣のヒアリング
- 唾液検査
- むし歯チェック
- 口腔筋トレーニング(MFT)
- 食生活指導
- 歯磨き指導
- くせ矯正相談
- 定期健診
- 小児矯正相談
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フッ素コート むし歯菌の活動を抑える
歯の再石灰化(=歯の再生)を促進するフッ素を塗布し、むし歯菌の活動を抑えて歯を守ります。子ども特有の歯質(=エナメル質、象牙質)が薄い乳歯や生えたての永久歯に対して特に有効です。
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くせ矯正 将来の歯並びと咬み合わせ
指しゃぶり、うつぶせ寝や唇をかむなど、くせが原因で歯並びに影響を及ぼします。こどもの顎の成長過程で、不正咬合になると歯並びがデコボコに並ぶ可能性があるので、小さい頃からのくせ矯正を行います。
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シーラント 口腔環境を整える
奥歯や前歯の溝にプラスチックレジンを埋め込み、むし歯にならないように歯を予防します。歯石が溜まることを防ぐだけでなく、フッ素によってむし歯になりにくい強い歯にする効果が期待できます。
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小児矯正 顎の発達に沿った歯並び
こどもの頃の歯並びを美しくすると一生物の価値があると言われています。顎の発達に沿って正しい咬み合わせになるように治療を行っていきます。
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口腔筋トレーニング 顎運動で口腔筋を鍛える
口腔機能の使い方を正すためのマウスピースの装着で癖を改善し、顎の筋肉を動かすように口腔筋をトレーニングします。
小児矯正
顎の発育に沿った歯並び治療
こどもの成長期は著しく顎の発育が進みます。顔貌形成の大切な時期に、正しい咬み合わせと歯の力のかかり方を矯正し、将来の美しい歯並びに備えることが大切です。
小児矯正の時期目安
- 一期治療
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😁😁 乳歯列期1〜6歳頃乳歯のみが生えている期間。
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😁😀 混合歯列期6〜12歳頃乳歯と永久歯が
混在している時期。永久歯の生えてきた状態で、永久歯が入り切るスペースがなければ歯並びが悪くなる可能性が高いため、そうならないために床矯正など顎を広げ、歯が入るスペースを作り、正しい生え変わりを促すことが重要です。
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- 二期治療
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😀😀 永久歯列期12歳頃~乳歯が全て永久歯に
生え変わってからの期間。
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床矯正 一期矯正治療
床矯正は成長期のお子様の歯並び改善を目的とした治療方法で、6〜11歳くらいに治療を始めることがベストです。写真のような装置を使って、顎の成長に沿って合わせて、少しずつ歯列幅を広げることで、自然な歯列へ導きます。
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ワイヤーブラケット
矯正 二期治療歯の位置を整えて、ワイヤーで歯列を整えていきます。少しずつ歯を動かせていき、お顔や歯のバランスを整えて、歯や骨格が正常に成長していくように治療を行っていきます。
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透明マウスピース矯正 二期治療
透明に近く目立ちにくいマウスピース型矯正装置で、成長過程にあるお子様の小さな歯にもフィットし、これから生えてくる永久歯用のスペースを確保するようデザインされていて、顎の大きさを広げながら歯並びを整えます。