院内ツアー
すべての方に安心・安全に受診いただけるよう
最新の設備とこだわりの治療環境
山本歯科クリニックでは、来院いただいた全ての方に、安全で快適な歯科医療をご提供するために
充実した診療機器や院内感染のない衛生設備・環境を整えています。
治療中に隣の人が見えたり先生との会話が筒抜けだったりしたらあまり気分の良いものではないですよね。
当院は患者様のプライバシーを大切に考え、全個室型の診療室にしております。
またアロマの香りやBGMにもこだわり、リラックスした空間で快適に治療を受けられる環境を整えています。
設備紹介
診療設備
当院では高度な医療技術を提供できるよう常に最先端の治療について研鑽しています。
多数の学会、スタディグループに参加し、常に向上心を持ちながら治療に取り組んでまいります。
また医療設備も最新器材を揃え、長持ちする歯科治療を実践しています。
歯科用X線コンビームCT装置
当院では従来的なエックス線撮影法はもちろん、CT撮影も可能な最新の歯科用レントゲン装置を設置しています
CTとはComputed Tomograpyの略で、コンピュータ処理により口腔内の詳細な断層面を観察することができます。とくに当院で使用しているような歯科用に特化した歯科用コンビームCT装置は被爆量が少なく、かつ3次元の高画像が得られるため、従来のエッス線撮影法では判別できないような、痛みや症状の原因歯がより正確に診断しやすくなります。 とくにインプラント治療や親知らずの抜歯、根管治療、歯周病治療、歯科矯正、などの分野では歯科用CTは大変有用です。
- 1インプラント治療
- 2親知らずの抜歯
- 3根管治療
- 4歯周病治療
- 5歯科矯正
マイクロスコープ
歯科用の手術用実体顕微鏡です。マイクロスコープを応用することにより治療精度が大幅に向上します
歯科用マイクロスコープが欧米などで根管治療に応用され始めたのが1990年代。現代ではアメリカの歯内療法(根管治療)専門医はマイクロスコープを使いこなすことが必須となっています。日本ではまだまだ普及率は低いですが、当院では根管治療だけでなく修復処置(虫歯の穴を埋める治療)や歯周病治療などに積極的に使用しています。 (※保険治療で適応できるのはごく限られた症例です)
歯科用拡大鏡
歯科用の手術用実体顕微鏡です。マイクロスコープを応用することにより治療精度が大幅に向上します
当院ではすべての歯科治療を拡大視野にて精密に行っています。
そのために拡大鏡は必須です。
治療した歯が再度むし歯にならないためには治療の“精密度”がとても重要です。当院ではこの“精密度”に人一倍こだわっており、そのためテレスコープ(拡大鏡)を導入しております。
- 電動麻酔器
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当院ではできるだけ痛くない麻酔を行うために、電動麻酔器を使用しています
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痛くない麻酔へのこだわり無痛麻酔のために以下のことを心がけています・まずは麻酔ゼリーを歯肉に塗り表面麻酔をする・電動麻酔器を使い、できるだけ細い痛くない針で注射する・麻酔液は体温に近い温度に温めておく。麻酔液が冷たいと痛みを感じやすい
- インプランター
- インプラント(人工歯根)を埋め込むための機械です
- インプラント専用の外科用エンジンです。インプラント外科処置の時に使用します。インプラントにおいては世界シェアNo1のノーベルバイオケア社のものを導入しております。
- Nobel Clinician
- インプラント手術をコンピュータ上でシュミレーションするソフトウエアです。当院では全ての症例でCTデータをベースにしたコンピュータ解析を行っています
- 現代のインプラント治療において正確な診断はとても重要です。安全な手術を行うために、当院ではかならずコンピュータで手術のシュミレーションを行い、骨の量や硬さ、適切なインプラントの選択など多岐にわたり術前診査を行います。
- 生体情報モニター
- 体調変化を見守りながら、より安全な歯科診療を心がけています
- 〜準備中〜
- 笑気麻酔
- 歯の治療に対する恐怖感や不安、緊張感を和らげるために笑気麻酔鎮静を行います。
- 笑気とは亜酸化窒素(N2O)のガスで、吸入麻酔薬の一種です。適度な鎮静催眠効果と比較的強い鎮痛効果が特徴です。 鎮静効果の発現が速やかで、かつすぐに消失します。また人体に悪影響を及ぼさないため、歯科恐怖症の患者様には有効です。
- AED
- 突然の心停止を起こして倒れた人を救うことができる医療機器です
- AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
- 口腔内撮影用
デジタル一眼レフカメラ - 当院では必要に応じて口腔内写真を撮影させていただきます
- 当院では初診時や治療中に口腔内写真(ときに顔貌写真)を撮影させていただくことがございます。 目的は治療記録、治療計画の参考、歯の色や形などの情報伝達、コンサルテーション、などです。
- 唾液検査システム
- 唾液を採取し、虫歯の活動性や唾液の力を調べます。虫歯になる原因(リスク)を特定することにより、効率的な虫歯予防プログラムをご提案します。
感染対策設備
ウォッシャー・ディスインフェクター
滅菌管理の第一歩は、使用済の医療器具をしっかりと洗浄消毒することです。当院では国際規格(ISO15883)に準拠した高性能洗浄器で歯科用器具を確実に洗浄・消毒しています
ウォッシャー・ディスインフェクター(高性能洗浄機)は従来の手洗い洗浄よりムラなく確実に洗浄できることがが示されています。(BDJ, 2011) また高温水消毒により国際規格以下まで病原菌の数を減らすことができます。また医院スタッフへの感染リスクを大幅に低減することができます
オート・クレーブ(高圧蒸気滅菌器)
高温熱処理により病原菌を死滅させる機械です
熱処理が可能な全ての器材はかならずオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌処理いたします。
患者様が安心して治療を受けていただけるためには、滅菌管理がとても重要な事項と考えています。
- ホロホープ
- ホルマリンガス殺菌機です。熱処理できない器具や器材はガス殺菌機で病原菌を死滅させます
- ゴム製品やプラスチック、チューブ類など、熱に弱い器具は薬液消毒をした後、ホルマリンガスで殺菌します。 ホルムアルデヒドガスは多くの病原菌微生物を死滅させる効力を持つことが立証されています。
- 超音波洗浄機
- さらに消毒液を満たした超音波洗浄機で器具の隅々まで洗浄します。
- 口腔外バキューム
- 歯を削ったり歯石を取ったりする際に、治療器具から多量の水が出ます。これらの水や唾液、血液などが混じり合った飛沫が周囲に拡散し、診療室内に浮遊してしまいます。これらの感染性飛沫を吸引し、スタッフや他の患者様が吸い込まないようにするために口腔外バキュームを各診療台に設置しています。
- バリアフィルム
- 唾液や血液が付着したグローブによって診療台のスイッチやボタンが汚染される可能性があります。当院では治療中に術者の手が触れるところは使い捨てのバリアフィルムを貼ります。フィルムを交換することにより、人から人への水平感染を防止することが目的です
感染予防対策
当院は歯科外来診療環境加算の施設基準を取得しております。
歯科外来診療環境体制加算の施設基準とは、感染症対策として十分な器具・環境が整っていること、
診療時の偶発症や緊急時の対応などの対策ができていること、などに関する体制基準です。
当院は厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方社会保険事務局長に届け出た保険医療機関です。
滅菌
洗浄した医療器具は高温高圧処理により病原菌を死滅させます。高温耐性のない器具(ゴムやプラスチック類)は薬液による滅菌やホルマリンガスによる殺菌処理を行います。
- 感染予防対策
- 歯の治療は抜歯も含め出血を伴う治療が多く、使用済みの器具にはたくさんの血液や唾液が付着しています。
唾液や血液に潜んでいる細菌やウイルス(HIV、B型C型肝炎ウイルス)がさまざまな治療器具を介して感染症を引き起こす恐れがあるため、当然これら器具類に関して患者さま一人一人に滅菌・消毒を徹底する必要性があります。
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洗浄・消毒・滅菌
- 当院では使用した様々な医療器具を州ポルディングの分類※に準じ、適切な消毒・滅菌処理を行います。患者様と医療スタッフの安全を守るためにとても大切な事と考えています
(※医療器具の消毒・滅菌について、感染レベルに応じ大系的に分類したもの)
- 徹底した洗浄
- 消毒・滅菌管理において最も重要なのは、感染した医療器具を徹底的に洗浄して汚れを洗い流すことです。
タンパク除去剤や超音波洗浄機を併用した後、専用のウォッシャーディスインフェクター(医療用高機能洗浄機)でって徹底的に洗浄します
Stop! 院内感染
グローブの使い回しは危険です。
グローブやコップ、エプロン、治療器具を置くトレーなどは一人使い捨てです
歯科治療では術者やアシスタントの手袋は唾液や血液で汚染されます。一度汚染された手袋はいくら丁寧に水洗しても完全に綺麗にすることはできません。しかも肝炎ウイルスなどは水洗い程度では落としきれず、100度の熱水でも死滅しません。
使い回しは手袋を介して他の患者様へ水平感染を起こすリスクがあります。
歯科医師はもちろんのことアシスタントの手袋も患者様毎に必ず交換しなければなりません
ハンドピース(ドリル)は使用毎に滅菌
1回ごと完全滅菌歯を削るハンドピースと呼ばれる機械は、一度使用すると機械の中に患者様の血液や唾液が入り込む可能性があります。
ですから、そのまま次の患者様にしようすると院内感染を起こさせる危険性があります。
当院では機械の中に血液や唾液が入り込まないよう逆流防止装置付きのハンドピースを使用し、さらに1回使用ごとにすべて高圧蒸気滅菌をおこないます。